ニュース2026年8月28日
チェルシーがW杯優勝GKエミ・マルティネスを750万ポンドで獲得へ!ヴィラでは鈴木彩艶加入で序列低下
チェルシーがアストン・ヴィラに所属するアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスの獲得で合意に達したことが明らかになりました。英メディア『Sky Sports』が報じています。移籍金は750万ポンドとみられています。 移籍市場の終盤にチェルシーが急遽動いた背景には、現正GKであるロベルト・サンチェスの不安定なパフォーマンスがあります。月曜日に行われたフラム戦でのサンチェスのミスが大きな批判の的となり、クラブは経験豊富な守護神の補強を決断しました。 一方で、2022年カタールW杯の優勝立役者である33歳のマルティネスも新天地を求めていました。アストン・ヴィラがパルマから日本代表GK鈴木彩艶を約3000万ポンドという巨額の移籍金で獲得したことにより、マルティネスは第2GKへと序列を下げていたためです。一時はユヴェントスも関心を示していましたが、彼らがトッテナムからグリエルモ・ヴィカーリオを獲得したことで、チェルシー行きが加速しました。 今回の補強により、チェルシーのGK陣の編成は複雑化しています。チームにはサンチェスのほか、ストラスブールへのローン移籍から復帰し、直近のカラバオカップ・ルートン戦で先発した若手マイク・ペンダースも控えています。今季のチェルシーは欧州カップ戦に出場しないため、正GKクラスを3人も抱える必要性には疑問の声が上がっており、サンチェスやペンダースが今季スタンフォード・ブリッジに残留するかどうかに注目が集まります。 『Sky Sports』の解説を務めるポール・マーソン氏は、今回の移籍を次のように評価しています。「マルティネスは時に扱いが難しいキャラクターだが、間違いなく世界最高のGKの一人だ。チェルシーが再び世界のトップに返り咲きたいのなら、トップクラスのGKは不可欠だ。サンチェスは素晴らしいシュートストッパーだが、フラム戦のように自らのミスで相手を勢いづかせてしまうことがある」 チェルシーは昨夏にもACミランからマイク・メニャンの獲得に迫りながら、移籍金で折り合いがつかなかった過去があります。「ベテランGKは市場で探していない」という以前のスタンスを翻してまで獲得したW杯覇者は、ブルーズの守備陣に欠けている安定感をもたらすことができるのでしょうか。
ニュース2026年8月25日
アロンソ新監督の初陣を飾ったチェルシー、パーマー復活と新加入ロジャーズ躍動もGK問題が浮き彫りに
シャビ・アロンソ新監督率いるチェルシーは、敵地クレイヴン・コテージで行われたプレミアリーグ開幕戦で西ロンドンのライバルであるフラムに3-2で勝利し、新体制の好スタートを切った。この試合で主役となったのは、破壊力抜群の新たなフロントスリーだった。 試合開始からわずか31秒、コール・パーマーのパスに抜け出したジョアン・ペドロが先制点を奪取。さらに、今夏アストン・ヴィラからクラブ記録となる1億1700万ポンドで加入したモーガン・ロジャーズが、至近距離から押し込みデビュー戦でゴールを記録した。しかし、最も際立っていたのは3点目を決めたパーマーだ。 度重なる負傷に悩まされ、イングランド代表としてワールドカップ出場を逃した悔しい18ヶ月を経て、かつての輝きを完全に取り戻した。旧知の仲であり「サッカー界の親友」と語るロジャーズとの連携も抜群で、試合後にパーマーは「夏にしっかり休み、今はハングリーだ」と復活をアピール。解説のギャリー・ネヴィルも「あの頃のパーマーが戻ってきた。今週末で最高のパフォーマンスだ」と手放しで絶賛した。 一方で、チェルシーが抱える深刻な課題も露呈した。GKロベルト・サンチェスが2失点に絡むミスを犯したのだ。特にジョシュ・キングに許した同点ゴールは、枠内シュートの期待値(xGoT)がわずか0.05という、本来なら確実に防ぐべきシュートだった。後半にも対応の甘さから2失点目を招いている。 アロンソ監督は試合後、「ミスから学び、チーム全体で改善していくプロセスだ」とGKを庇ったが、解説陣からは厳しい声が飛ぶ。指揮官のリヴァプール時代の元同僚でもあるジェイミー・キャラガーは「前線の3人は現在プレミア最高クラスだが、サンチェスがGKでは絶対にリーグ優勝はできない」と断言。ネヴィルも「GKのミスと不安は、チームが築こうとしているものをすべて台無しにする」と警鐘を鳴らした。 夏の移籍市場がまだ開いている中、多くのチェルシーファンは新たな正守護神の獲得が必要ではないかと疑問を抱いている。控えにはストラスブールへのローン移籍から戻った21歳のマイク・ペンダーズも控える。アロンソ監督が「ピッチがすべてを決める」と語った通り、今後の起用法に注目が集まる。前線の圧倒的なクオリティが証明されただけに、最後尾の不安をどう払拭するかが今季のチェルシーの命運を握ることになりそうだ。