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2026年8月25日
シャビ・アロンソ新監督率いるチェルシーは、敵地クレイヴン・コテージで行われたプレミアリーグ開幕戦で西ロンドンのライバルであるフラムに3-2で勝利し、新体制の好スタートを切った。この試合で主役となったのは、破壊力抜群の新たなフロントスリーだった。 試合開始からわずか31秒、コール・パーマーのパスに抜け出したジョアン・ペドロが先制点を奪取。さらに、今夏アストン・ヴィラからクラブ記録となる1億1700万ポンドで加入したモーガン・ロジャーズが、至近距離から押し込みデビュー戦でゴールを記録した。しかし、最も際立っていたのは3点目を決めたパーマーだ。 度重なる負傷に悩まされ、イングランド代表としてワールドカップ出場を逃した悔しい18ヶ月を経て、かつての輝きを完全に取り戻した。旧知の仲であり「サッカー界の親友」と語るロジャーズとの連携も抜群で、試合後にパーマーは「夏にしっかり休み、今はハングリーだ」と復活をアピール。解説のギャリー・ネヴィルも「あの頃のパーマーが戻ってきた。今週末で最高のパフォーマンスだ」と手放しで絶賛した。 一方で、チェルシーが抱える深刻な課題も露呈した。GKロベルト・サンチェスが2失点に絡むミスを犯したのだ。特にジョシュ・キングに許した同点ゴールは、枠内シュートの期待値(xGoT)がわずか0.05という、本来なら確実に防ぐべきシュートだった。後半にも対応の甘さから2失点目を招いている。 アロンソ監督は試合後、「ミスから学び、チーム全体で改善していくプロセスだ」とGKを庇ったが、解説陣からは厳しい声が飛ぶ。指揮官のリヴァプール時代の元同僚でもあるジェイミー・キャラガーは「前線の3人は現在プレミア最高クラスだが、サンチェスがGKでは絶対にリーグ優勝はできない」と断言。ネヴィルも「GKのミスと不安は、チームが築こうとしているものをすべて台無しにする」と警鐘を鳴らした。 夏の移籍市場がまだ開いている中、多くのチェルシーファンは新たな正守護神の獲得が必要ではないかと疑問を抱いている。控えにはストラスブールへのローン移籍から戻った21歳のマイク・ペンダーズも控える。アロンソ監督が「ピッチがすべてを決める」と語った通り、今後の起用法に注目が集まる。前線の圧倒的なクオリティが証明されただけに、最後尾の不安をどう払拭するかが今季のチェルシーの命運を握ることになりそうだ。